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NOTE50)植物由来のポリエチレン

 2012-01-27
有限な化石燃料からではなく、
再生可能資源である植物から製造されるポリエチレンの商業生産が
2011年から始まっています。
場所はブラジル
原料となる植物は「サトウキビ」です。

特徴としては
①原料であるサトウキビが成長過程でCO2を吸収している、つまりサトウキビ自体が放出するCO2は
もともと自然界にあったもので、新たにCO2は排出するものではない。(カーボンニュートラル)
※但し、生産・加工過程で排出されるCO2があるので、全くのカーボンニュートラルではない。
②有限である化石資源である石油への依存を減らすことができる
③原料がサトウキビから砂糖を取った後の残糖液であるので、砂糖の生産に影響しない
またトウモロコシ・大豆などの穀物類との競合はしないので、それらの価格高騰の原因にはならない
④サトウキビの栽培はブラジル中・南部の牧草地帯や、サバンナが中心となり、
増産してもママゾンの熱帯雨林などの森林を破壊しない
④製品についても従来の化石燃料系のものと変わらないものができる。
(従来の石油系原料にブレンドも可能)
など。

もとがエタノールですからPETにも精製できるので、
すでに企業の中には自社製品のパッケージとして利用してところも多いです。
例えばコカコーラ社の「爽健美茶」「い・ろ・は・す」。
あのボトルにはサトウキビ由来の原材料が5~30%含まれています。
(5~30%というのは、素材を混ぜる作業の開始時と終了時に
どうしても比率の低いものが混じってしまうのですが、そういった商品もムダにせず、
使用する為、どうしても比率の低いものが混じってしまうそうです。)
また資生堂も容器にサトウキビ由来ポリエチレンを使用しており、
その比率が20%以上のものには、このマークがついているそうですよ。
アースケアプロジェクト

で、多少パッケージの方が先行していましたが、袋の方もようやく去年位から
展開されはじめているようです。そして今年には大手メーカーも参入します。
こちらは植物由来のポリエチレン100%のものまであります。

まだコストの部分で若干高いのですが、
環境に悪いからとか、エコだからとか言って、
有料化されてるレジ袋は、こちらの原料を使ったものに変えてみてはいかがでしょうか。

またかつて環境問題からポリ製品を止めて紙袋に変更したマクドナルドも、
もう一度こちらの素材のもので考えてみてはいかがでしょうか。
どうもハンバーガーや飲み物持ち帰る時、紙袋だと濡れ破れが不安で。
それとポテトの油が染み出してきたりして、何か気持ち悪くありませんか?
今でもちょっと抵抗感があるんですよね。
それに割高といっても紙袋作るよりはコスト的にも安いと思うのですが。

たかがレジ袋ですが、人の開発にかける努力ってすごいですよね。
ヒール役のレジ袋がみんなに愛される商品になることを願っています。
もちろん弊社でも取り扱ってますよ。(ちょっと宣伝です。)


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カテゴリ :原料・資材

NOTE49)レジ袋について考える

 2012-01-20
最近世の中ではすっかりヒール役になってしまったレジ袋
市区町村単位で環境の為の削減の目標になったり、スーパーで有料化されたり...。
もうこの世から消えてしまいたい位の扱いです。

でももともとレジ袋って環境の為に開発された商品でもあるんですよ。

原油からガソリンなどの燃料を精製する過程ででるカス
なんとか利用できないかと考えられた商品のひとつが、
いわゆるポリエチレンの製品なんです。
でポリエチレン製品の代表といえるのが、ゴミ袋であり、レジ袋なんですね。
つまり原油を余すことなく利用する為に開発された商品なんです。
言い換えれば原油でガソリンを精製しつづける限り、
でてきてしまう原油の残りもので作っている訳です。
その石油の残りものは燃やすしかない訳で、それこそCO2削減に昔から貢献していたのです。

丈夫で安価な製品で、人の技術の高さを示す商品なんですけど、
石油製品というだけで最近嫌われものになっていますね。

でまた勘違いされている方もいらっしゃっるエコバック
これを使えばレジ袋使わなくて済むから、環境にやさしいって。
でもお使いのエコバックよく見てください。
かわいい色で、発色もよく、綺麗なプリントまで入っているそのバッグ。
原料は石油由来の製品ではないですか?
標記にポリエステルとか、ナイロンとか、レイヨンなんて入っていたら間違いなく石油製品ですから。
しかもプリントで使われているインクも間違いなく石油由来の製品ですから。
レジ袋はせいぜい4~5gでしょうか。最近特に薄くて丈夫になっていますから。
これに対してエコバックは小さいものでも50g
ちょっと大きくなると100g以上ありますよね。
単純に比較はできませんが、石油使用量で10倍から20倍使っているのではないでしょうか。
それならいっそのことレジ袋を使いまわすって考えたほうがいいですよね。
本当に石油製品はなるべく使わないと思うなら、
生成りの綿製品で無地のものを使わないと意味ないですよ。

でまた考えて欲しいのですが、ゴミ出しの際、レジ袋をゴミ袋として結構再利用してませんか?
ある統計ではレジ袋の6割がゴミ袋として再利用されているとか。
これを無くして新たに同じ原料であるゴミ袋買ってませんか
で、小回りの利くレジ袋ではなく、大きめのゴミ袋で無駄に使ってませんか?
一杯いれちゃって破れやすいからって、2重にしたりして...。

そういえばゴミの焼却所では生ゴミ燃やすのに重油を使っているとか。
であれば助燃材として、レジ袋も(ゴミ袋も、もっと言えばペットボトルも!)一緒に燃やせば、
使用する重油も少しは減らせるんじゃないでしょうか。

いろいろ考えるとレジ袋を使わない、じゃなくて、
上手に利用する
のが、一番エコのような気がするのですが。

とはいえ石油製品なので、いつか必ず無くなってしまいます。
そこで最近植物由来のポリエチレンでレジ袋ができるようになったので、
次回それをご紹介します。
これこそエコ?


カテゴリ :原料・資材

NOTE 12)ほんとは足りてる?

 2011-06-06
先日弊社にあるフィルムメーカーさんがご挨拶に見えたので、いろいろ原材料の供給状況について聞いてみました。

今回の震災で、自動車部品はじめ、紙、フィルム、インクなどの大手メーカーの工場が被災し、原材料の供給が一斉にストップしてしまい、製品が作れないという事態になりました。

(この事態でアメリカの自動車工場も生産が止まってしまったということですから、 唯一無比の工場が被災地域にも多かったんだということを思い知らされましたね。)

被災した当初、品不足の懸念から、店頭で食品やトイレットペーパーが姿を消してしまったのも記憶に新しい訳ですが、これは消費者の心理的な影響も大きく、買いだめが主たる要因だったわけです。いつもは買っていない保存食や、いつも使っていないブランドのものも、店頭にあればすぐに買ってしまったり...。実際、スーパーもコンビにも3月は前年以上に売り上げが伸びたということですから、品物がなくなった訳ではなく、それ以上にみんなが購買したということでしょう。

これと同じような状況が生産の現場にも起こっている訳です。

今回の震災で多くの工場が被災して、原材料や資材の供給が一時ストップしてしまいました。 加工メーカーさんとしては、当面今ある在庫の原材料・資材で凌げるものの、1月先、2月先の原材料・資材の供給がどうなるかわからないという状況。だから、いつものルート以外のところにも発注をかける。それでも不安だから別のルートでも発注をかけておく。つまり通常よりもかなり多い量がこの時期原材料メーカーさん・資材メーカーさんに発注があった訳です。

それで、原材料メーカーさんは工場稼動後でも、受注残が一杯で新規の発注分については納期が相当かかるようになってしまっている。それでは加工メーカーさんも納期が間に合わなくなる恐れもあるので、別のところにも発注する。でも最初の注文もキャンセルしない。だからまた必要量以上の受注残が積み上がる...。

悪循環ですね。

そしてフィルム関係の話でいえば、6月に入って加工メーカーの倉庫が一杯になって、原材料が受け取れないという事態が出始めているそうです。うちにご挨拶に見えた原料メーカーさんも、今後大量のキャンセルが入るのか、はたまた急に発注が止まってしまうのか、頭が痛いとおっしゃってました。

個人より企業の方が大人気ないかもしれませんね。
カテゴリ :原料・資材

NOTE 04)負けない(ある被災地企業の話)

 2011-04-25
弊社は販促系の会社なのですが、親会社が垣見油化といって石油製品の販売会社なんです。その垣見油化で合成樹脂製品を取り扱っていた部門(合成樹脂部)の一部が独立して、弊社になったわけです。そんな訳で、販促の会社でありながら梱包資材や物流資材も取り扱っていますので、普通の販促の会社では『?』な商品も取り扱っています。

そのひとつが脱酸素材。 よくお菓子などの食品で、袋の中の酸素を取り除き、カビなどの発生を抑えているものです。
sansocut
脱酸素剤もいろいろメーカーがあるのですが、今回は「サンソカット」という商品を作っているアイリスファインプロダクツさんの話です。弊社では、この「サンソカット」をある食品会社さんに定期的に納入させてもらっているのですが、実はアイリスファインプロダクツさんの生産工場というのが、そう、被災地だったのです。

3月11日東日本大震災発生(弊社もいろいろあったのですが、今回その話はおいといて...)かなり大きかったので、大変なことになると思っていたのですが...。皆さんご承知の通り、テレビを通して目に入ってきた映像は想像を絶するものでした...。
弊社が今、東北方面で製作依頼しているものはあったけ...。ユニフォーム関係は秋田、塩ビ関係は茨城...なんか影響でそうだな...

待てよ...!!!


脱酸素剤はあの釜石だ!!!

!!!

確かサンソカットの次回納品が14日じゃなかったっけ?!!

11日以来土日も何回か電話していたのですが、アイリスファインプロダクツさんとは連絡とれず。月曜朝一には取りあえずお客様に事情を説明し(ありがたいことにお客様も事情をわかっていただきました)、ようやくアイリスファインプロダクツさんと連絡ついたのが、月曜日の午後。しかし、東京の営業所でも現地と連絡がとれず、現地がどういう状況になっているか、皆目わからないとのこと...。
取りあえず状況がわかり次第連絡をもらうことにしました。

脱酸素剤は複数の企業が生産しており、私のお客様も、別の脱酸素剤とサンソカットを併用しています。このままサンソカットが供給できない状況がつづけば、全部別の脱酸素剤に変わってしまうのではないだろうか。お客様だって自社の製品を製造するのに脱酸素剤が必要だし、特に「サンソカット」でなきゃならないことはない。
投入機の設定変更などの手間はあっても自社製品の製造ラインが止まってしまうことを考えたら、切り替えてしまうだろう。そんな風に考えていました。

そしてそんな風に考えているのはなにも私どもだけじゃない訳で、「サンソカット」導入しているお客様の多くがそう考えたでしょう。
いったいどうなってしまうのだろう...。 ところが...

翌日から半分あきらめていた早期復旧の知らせが続々と入ってきました。津波の影響がほとんどなかったこと。生産機械もほぼ無事だったこと(但し、電気が通ってないので稼動できない)。従業員のかたも大丈夫だった!
そして20日の通電と同時に一部生産ライン稼動。在庫品の出荷開始(但し、物流の状況は不確定)。23日にはお客様からの受注再開!25日から納品再開!

あの震災からわずか2週間です!すごい!
弊社のお客様も驚き、早期供給再開に感謝していました。
震災の中、必死に復旧に取り組み、事業を継続させようという強い意志と、がんばりには感動です。

こちらも負けずにがんばらねば。
カテゴリ :原料・資材
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